「ひるおび」連日の“モリハラ”に視聴者嘆き「予報が3時間ズレただけで…」

 気象庁が北海道を除くエリアの「梅雨入り」を発表したのは6月11日。以降、全国的にぐずついた天気が続いているが、TBS系情報番組「ひるおび」では、司会の恵俊彰による気象予報士へのイジりが顕著になっているようで…。

 6月12日の放送では、冒頭のお天気コーナーで気象予報士の森朗氏が台風3号の接近と活発化する梅雨前線について解説。雨雲レーダーの映像を使って、12日から14日までの降雨地域を予想。本州には常に雨雲がかかっている状態で、森氏は「(雨が)だんだん止んでくるとかだんだん降ってくるとかじゃなくて、止んだ、晴れた、と思ったらザーッと降ってくる。そんな降り方なんです」と、不安定な天候になると述べて、さらに発雷確率について、全国各所に発雷確率が20%を超えるエリアが点在し、特に15日の西日本は広い範囲で30%となっていることを解説した。

 しかし、その後に森氏が示した週間天気予報では、西日本はおおむね曇のマークとなっていたことから、司会の恵は「これだけ見ると雨なんかまったく感じない天気」と評して、コメンテーターで元卓球日本代表の水谷隼氏に「水谷さん、これ見ると雨、降らない感じですよね」と話を振り、水谷氏は「梅雨に入ってもなかなかそこまで感じてないですね」と同調。「雨降るんですよね?」と問い詰める恵。森氏は「局地的に激しい雷雨、晴れマークがついている日も…」と説明するも、恵は週間天気予報との違いを指摘して「おかしいですよ。雨って書いておいてくださいよ、そしたら」とダメ出しして、他のコメンテーターに「ややこしいですよね」と同意を求め、森氏は恐縮しきりだった。

「梅雨入りしてから、ネット上では恵さんの森氏に対する“モリハラ”を糾弾する声が多く聞かれます。じつは6月9日の放送でも、森氏が1時間ごとの雨雲の動きを伝えていると、恵さんが『ここのところ「6時から降ります」って言って3時くらいから降ってますもんね』と指摘し、『先週2回ほど』と付け加えていました。たった3時間のズレでもきちんと記憶して番組内で指摘するなど、恵さんのイジりは、森さんへのハラスメントということで“モリハラ”の略称が定着。9日も12日もSNS上では《モリハラは気分悪い》《モリハラに共演者を巻き込むなよ》といった意見が見られます」(メディア誌ライター)

 突発的なゲリラ雷雨など、不安定な天候が続く中、情報番組のスタジオは平穏であってほしいものだ。

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