毎週開催のフェアも人気!小僧寿しの「持ち帰り寿司」がインフル&コロナの猛威で再脚光

 スシローやはま寿司、かっぱ寿司などの回転寿司は依然として人気が高いが、自宅でリラックスして食べたいという「持ち帰り寿司」のユーザーも多い。

 店舗スタイルの持ち帰り寿司専門店「小僧寿し」は、一時不採算店が続出し、赤字経営が続いたものの、コロナ禍による「巣ごもり需要」に応える形で高い成長率を見せた。近年は「旬の素材」「季節を投影した商品」を、およそ1週間ごとにフェアを開催するなどして販売している。

 そんな小僧寿しで1月25、26日に開催されるのは「超得バリュー盛フェア」。まぐろ、サーモン、えんがわ、えびなど、人気のネタが20貫入って価格は1180円(税別、以下同)。他にも焼きサーモンや、小肌、エビ、イカ、タコなどのネタが含まれている。

 また、20日から24日まで開催されている「キングスペシャル」は、まぐろを含めた握り14貫が790円、11種類のネタが楽しめる「キングスペシャル丼」が690円で提供される。いまやランチでも1000円超えが珍しくない中、驚異的な安さといえるのではないか。フードライターが語る。

「近年は、どの回転寿司チェーンも大盛況で、事前予約をしないと1時間待ちもザラです。一方で、今年の冬は、インフルエンザやコロナが猛威を振るっており、店舗で食べるなら持ち帰って自宅で食べたいという需要も増えています。小僧寿しはオトクなキャンペーンを1週間毎に展開しているので、毎回楽しみにしている人も多いですね」

 安さが売りの回転寿司だが、店舗でメニューを眺めると、結局は100円皿より高い皿を手に取ってしまう、という人もいるだろう。ネタのバリエーションが豊かな上に安価な小僧寿しの持ち帰りは、寿司好きの狙い目となっているようだ。

(ケン高田)

※写真はイメージ

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