頂き女子りりちゃん「判決不服」で最高裁に上告、獄中で記した「恐怖の一文」

 男性3人から合わせて1億5000万円以上をだまし取った罪などに問われ実刑判決を受けた「頂き女子りりちゃん」こと渡辺真衣被告が「本性」を現したと話題になっている。

 りりちゃんの裁判を巡っては、1審で懲役9年、罰金800万円の判決が下されていたが、9月30日の控訴審では懲役8年6月の判決を言い渡され、声をあげて泣き出す場面も。弁護士は上告しない方がいいとアドバイスしたというが、りりちゃんは10月15日になって最高裁への上告を決めた。

 その後21日になって、Xアカウント「りりちゃんはごくちゅうです」に本人の手記が掲載。りりちゃんは裁判結果を振り返り「そういえば この前(9/30)裁判だった。判決が『9年ちょーえき』から『8年6ヵ月ちょーえき』に下がった。裁判官さん(女の人)には素直に『ありがとにゃ』と思った」と感謝を口にした。

 ところが続く文章では、「でもちょーえきが9年でも8年でも5年でも3日とかでも 未来を想像できる現実味がなくて。帰りたいと思える場所もなくて。いつか また 外には 出るんだろうけど、私って 生きてる意味まいなって思うし、そんな風に自分のこと 自分で受け入れられないから 自分が感じられた喜びとか幸せとかも腐ったゴミみたいな扱い方しちゃうし。なんだか ずっと 抜け殻みたい」(原文ママ)と心情を吐露。最後に「早く 全員 死んじゃえばいいのに」と吐き捨てたのだ。

 フォロワーからは「相変わらず文才あるな」「文章を書くこと辞めないで欲しい きっとそれがりりちゃんを救ってくれると思うから」などとエールが送られているが、一方で締めの一文に「本音が出たね」「本気で反省しているのか」「本性を現したな」など非難の声も殺到している。

 りりちゃんの裁判は地裁・高裁で「事実認定」は終わっており、最高裁では法令違反の有無について審査される。被告人の権利とはいえ、棄却される可能性が高い中での上告と「全員死んじゃえ」発言は、事件を本当に反省しているのか疑われても仕方ないだろう。

(ケン高田)

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