「人を信じただけ」「冤罪だと思っている」羽賀研二容疑者の無反省「稀代のワル語録」

 9月25日、タレントの羽賀研二(63)が、不動産の虚偽登記をした強制執行妨害目的財産譲渡仮装などの疑いで、逮捕された。

「差し押さえを逃れるため、羽賀が所有する沖縄県のビル2棟などの所有権を改ざんし、羽賀が代表を務める会社に移ったように見せかける、虚偽の登記をした疑い。一連の犯行に協力したとされる、元妻や司法書士、なんと暴力団関係者までを含む計7人が逮捕される事件で、羽賀の“黒い人脈”が改めてクローズアップされています」(芸能記者)

 羽賀は、07年6月に知人に未公開株を高価で売りつけ、詐欺・恐喝未遂の容疑で逮捕され、13年に懲役6年の実刑が確定し、沖縄刑務所に服役。19年、出所を目前にしながら偽装離婚による財産隠し(強制執行妨害)容疑で獄中再逮捕され、さらに懲役1年2月の実刑判決を受けた。

 21年9月に出所し、沖縄の人材派遣会社で働きながら、YouTubeなどを中心に芸能活動を再開していた。

「22年8月に人気YouTube番組『街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜』に出演した際には、過去の罪についても語っていましたが、『うまい話に乗ってしまった僕がいけなかった』とは言いながら、『先輩から“おまえ、これ(株式)持っておけ。絶対儲かるから”と言われて。ただ人を信じただけだったんですよ…。当時の嫁さんに不動産の名義を移したことも、弁護士に相談してやったこと』だと言い、『人を騙そうなんて気持ちは、全くありませんでした』『冤罪だと思っている』などと話していました」(同)

 そんな羽賀の3度目の逮捕。しかも、またしても強制執行を逃れるための詐欺的犯罪だった意味は重い。さすがに、もう彼の言葉に耳を傾ける者はいないだろう。

(露口正義)

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