元手タダ“家ゴミ→お宝化”計画(58)中古でも高値で売れるキャンプ用具とは

「ソロキャンプ」がはやっている。一人でキャンプに行くだけだが、誰にも気がねすることなく、森で自由気ままに過ごせる。それが癒やしになるのだそうだ。

 隣席の同僚が最近、このソロキャンプを始めたいらしく、フリマサイト「メルカリ」でキャンプ用具を探していた。すると、聞き捨てならないセリフが‥‥。

「このメーカーはなぜか、中古なのに新品と値段が変わらないんですよね」

 子供にせがまれてBBQやキャンプに行くたびに用具を買ったおかげで、我が家には一式がそろっている。テントにタープ、チェアとテーブル、コンロや焚き火台などなど。どれも使用回数は2回ほどで、物置に眠っている。そこに、中古でも値崩れしないメーカーがあれば、売れるかも。

 そのメーカーは「スノーピーク」。新品のテントがアマゾンで3万2000円なのに、メルカリの中古品が2万7000円で売れている。他メーカーと比べて、値下がり幅は小さい。

「スノーピークは品質がよく、アフターサービスも充実。保証書をつけておらず、中古でも新品と同じように修理してくれるのです」(モノ雑誌ライター)

 だが、我が家のキャンプ用具はスノーピークではなかった。メルカリを検索すると、テントでも1000円程度。売れないなら、同僚に貸してあげよう。

「ありがとうございます。どうせなら、一緒に行きますか? ソロキャンプに」

 同僚よ、二人で行ったらソロじゃないだろう。

マネー