イライラと無縁!話題の「徒歩の旅」なんとも愉快な「ルールと醍醐味」

 今年もゴールデンウイークが始まったが、懸念されているのは毎年恒例の「渋滞」だ。

 NEXCO各社、日本道路交通情報センターは4月26日から5月6日までの高速道路での交通集中による渋滞を予想しているが、それによると、全国で期間中に10km以上の渋滞は上下線合わせて386回(下り165回、上り221回)発生するという。昨年の298回に比べて大幅に増加する見込みで、中には下りで最長45キロの渋滞ができるというのだから、今から気が重いというドライバーも多いのではないか。

 そんな中、今年も話題になっているのが「徒歩の旅」だ。これは目的地のない“運任せ”の徒歩による旅で、ルールはいたって簡単。青の信号を選択し、丁字路に差し掛かった場合は、じゃんけんで決まった道を進むだけ。昨年はSNSに「#徒歩の旅」が投稿され、中には1日でフルマラソン並みの40キロを歩いた人もいたというから驚きだ。

「最近はナビアプリなどにあらかじめ距離を指定すると、勝手にコースを作ってくれて、そのまま案内してくれる機能なども活用されています。徒歩なのでもちろん渋滞とは無縁。思わぬ路地などに入り込むこともあり、新たな発見があるのも魅力のひとつですね。普段仕事に追われている夫婦やカップルが2人でチャレンジすれば、会話も弾むことでしょう。天気のいい日を選んで、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか」(エンタメ誌記者)

 気をつけたいのは体力面だ。普段運動不足の人は、翌日しっかり筋肉痛になるので、くれぐれも歩きすぎには注意したい。

(ケン高田)

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