「不条理だね」元フジテレビアナは擁護した“執行猶予付き有罪判決”ガーシーの今後

 動画サイトでの暴露投稿で芸能人らを脅迫したなどとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)などの罪に問われた前参院議員の〝ガーシー〟こと東谷義和被告の判決公判が3月14日、東京地裁で開かれた。判決は懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役4年)。実刑判決を免れた。

 暴露系YouTuberとして、芸能界の裏話を次々と配信して知名度を高めたガーシー被告。執行猶予付きの判決についてネット上では支持者から《おめでとう!》《まあ、当たり前》との声が上がったが、《どうして日本の裁判所は犯罪者に優しいのか》《軽すぎると思います》といった不満のコメントもあふれた。

 脅迫行為は許されるものではないが、元フジテレビ・アナウンサーである岩佐徹氏は3月14日更新のXで「判決が重いか軽いかは分からない」としながらも、「しかし、彼が暴いた有名人の〝悪行〟の中には一定の事実が含まれていると思う。そして彼らは〝のうのう〟と生きている。不条理だね」と綴った。

 ガーシー被告も〝不条理〟と考えているのだろうか。

「23年12月の公判では、ガーシー被告は今後の配信について『二度とやりたくない』と語っていました。配信はないかもしれませんが、ガーシー被告を政界に引っ張り出した『NHKから国民を守る党』党首の立花孝志氏は3月14日公開のYouTubeチャンネルで、『ぜひ政治をやってほしい』とエールを送っています。ガーシー被告が何かしらを不条理に思っているなら、政治の世界で〝ガーシー砲〟が復活する可能性は否定できません」(週刊誌記者)

 今後もガーシー被告の動向に注目だ。

(石田英明)

ライフ