「小渕優子の夫」が強力なライバル!? 安住紳一郎アナが突き進む「TBS社長の椅子」

 テレビでは朝の情報番組「THE TIME,」をはじめ、「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」「情報7daysニュースキャスター」に出演、ラジオでは「安住紳一郎の日曜天国」を担当し、大車輪の活躍を見せるTBSの安住紳一郎アナ。実は、今でこそ「TBSの顔」として圧倒的な存在感を誇っているが、入社当初は違ったという。

 元TBSで現在はフリーアナの吉川美代子が、2023年9月7日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演し、安住アナについて語った。吉川は、安住アナが入社した当時、新人アナの研修責任担当者だった。当時を振り返った吉川は、安住アナについて「真面目でしたね。すごく努力家で」と称える一方、「特に光っている感じはなかった」と、意外に印象が薄かったと明かしたのだ。

 とはいえ、安住アナはその後、バラエティ番組や情報番組、選挙特番などで幅広く活躍したのは周知の通り。20年には総合編成本部・アナウンスセンター局長待遇エキスパート職アナウンサーに昇進した。23年7月に同・役員待遇エキスパート職に昇格し、TBSでは初となる現役アナの「重役」が誕生したと話題になった。一部メディアでは、将来的に「社長の椅子」も夢ではないと報じている。

 ところが、社長をめぐっては「手強いライバル」がいるようで…。

「10月6日発売の『週刊現代』が、自民党の選挙対策委員長に就任した小渕優子氏の夫で、TBSの編成局長を務める瀬戸口克陽氏が将来の社長候補の筆頭であると報じました。瀬戸口氏は敏腕プロデューサーとして知られ、高視聴率を記録したドラマ『半沢直樹』『VIVANT』に企画から携わり、人柄も良く、社内でも『瀬戸口派』は多いと言われています」(週刊誌記者)

 TBSの組織図を見ると、総合編成本部の中に瀬戸口氏の編成局と安住アナのアナウンスセンターがある。番組全体の編成に関わる編成局は、テレビ局の「司令塔」といわれる花形部署だ。一方、安住アナの強みは現役アナでありながらの役員待遇。両者一歩も譲らない状況のようだが、瀬戸口氏には「泣きどころ」があるという。

「妻である小渕氏の『ドリル事件』が大きなマイナス要素と言われています。小渕氏は14年、後援会が主催した観劇会で不明朗な会計問題が発覚し、元秘書2人が執行猶予付きの有罪判決を受けました。この事件で検察が押収した事務所のパソコンのハードディスクが電気ドリルで破壊されていたことから、小渕氏には『ドリル優子』という不名誉な呼び名がついてしまいましたね。小渕氏は不起訴となりましたが、イメージを悪くしたことは、夫の社長への道に影響を与えるかもしれません」(前出・週刊誌記者)

 今後のTBSの社長レースは要注目だ。

(石田英明)

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