どっちが先? “大バズり中”ながの社長より先に会社で料理していたYouTuberがいた

 今やチャンネル登録者数100万人を超える勢いで人気急上昇中なのは、仙台にある建設会社による「ながの社長のハッピーチャンネル」だ。

 YouTubeをスタートした当初は、空調設備について真面目に語る動画が投稿されていたものの伸び悩み、動画制作代が赤字となったため、グルメ路線へ大幅に方向転換したところ、これが大当たり。1500万再生を超える人気のショート動画を続々と生み出し、一気に人気YouTuberの仲間入りを果たした。

 その後、会社で突然料理を始めるというながの社長の動画のスタイルを真似たYouTubeチャンネルが続々と登場。家電メーカーのライソンは、社員の佐藤さんが中心となり、会社で自社の商品を使ってさまざまな料理を作り、チャンネル登録者数は40万人に迫る勢いだ。

“グルメ動画といえばながの社長”と言っても過言ではないほど認知度の高いコンテンツだが、そんな彼らのスタイルの「本家」と言われるチャンネルがあったそうだ。YouTubeに詳しいライターによると…。

「『IT社長とインターン』というYouTubeチャンネルです。2022年4月に、インターンのイケメン男性が突然会社で料理を作り始め、それに社長がツッコミを入れるというパターンの動画をTikTokに投稿していたんです。ながの社長が現在の料理動画を投稿したのは2022年5月ですから、これを見る限り彼らのほうが少しだけ早かったようですね。しかし、彼らのチャンネルの登録者数は1万人ほどで、動画の再生数は数百回ほどと、ながの社長には遠く及ばず。動画のコメント欄には『ながの社長のパクリやん』とコメントが書かれており、どちらが本家なのかは不明です」

 皮肉にも、後発のながの社長の方が大バズりし、有名となった可能性が高いが、料理動画に需要がある今、「IT社長とインターン」にもスポットライトが当たる日が来るかも?

(佐藤ちひろ)

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