あるツイッターユーザーがカップラーメンを片手に撮影した画像を投稿したのだが、カップラーメンの後ろに写った、ところどころキーキャップが外れたパソコンのキーボードが“大いに共感できる”として話題となっている。なぜ、歯抜けのキーボードに多くの人が興味を示したのか?
「話題となっているツイートは今月14日に投稿されたもので、萌え袖の女性が『蒙古タンメン中本』のカップラーメンを手にした写真に『中本貰った。やったぁ!』と可愛らしいキャプションが付いています。ただし、カップラーメンの後ろには高級キーボードメーカー・東プレの『REALFORCE』というタイピングガチ勢が使うメカニカルキーボードが写っていて、さらにそのキーボードのいくつかのキーのキーキャップが意図的に外されていたのです」(ネットライター)
キーキャップが取り外されていたのは「F1」や「capslock」「numlock」「insert」といったキーなのだが、これらを取り払った理由は誤打しないために無効化しているものと考えられ、その発想に共感と称賛の声が相次いでいるのだ。これにはREALFORCEの公式アカウントも反応し、「なんと洗練された使い方…!」とコメント。ただ、キーキャップを外すとスイッチ内にゴミが入って不具合を起こすこともあるため、「無粋ではございますが一応お気を付けください」と注意も呼びかけた。
「投資銀行などでは若手のキーボードのキーキャップを取ってしまうといいます。もちろん誤入力を防ぐためで、キーキャップを取ったキーも使うときはペン先で押せるため、都合がいいそうです。ただ、REALFORCE公式アカウントが言うように、そうした使い方は故障の原因になりかねませんので、絶対に誤打ができないという人以外は、キーボードのアプリからキーを無効化する設定をオンにするのが便利です」(モノ雑誌ライター)
キーボードの誤打に悩んでいる人は少なくないようだ。
(小林洋三)