“日本一有名な大家族の父親”として今や知らない者はいないビッグダディこと林下清志氏。現在はタレントとしても活躍しているが、1日配信の「東スポWeb」のインタビューで種子島(鹿児島)への引っ越しを検討していると告白。もし移住となれば、奄美大島、小豆島に続いて三度目の離島暮らしとなる。
世に出るきっかけとなった「痛快!ビッグダディ」(テレビ朝日系)の放映が始まった06年当時、岩手県山形村(現・久慈市)で整骨院を営んでおり、その後は奄美大島→豊田市(愛知)→小豆島(香川)→盛岡→東京→那覇→東京と日本各地を転々としている。さらに計画は頓挫したが、隠岐(島根)で漁師に転職しようとした時期もあった。
これまで彼を何度も取材しているライターは、「ダディは昔から即断即決の人。フットワークがとにかく軽い」と明かす。確かに、ドキュメント番組放送時はテレビ局の意向もあったかもしれないが、終了後も遠方への移住を繰り返している。また、人たらしの一面もあり、手を差し伸べてくれる人が多いとか。
「いま検討している種子島への移住についても『現地で始まる工事の飯場で働かないか?』と知人から好条件で誘われたのがきっかけだと記者に話しています。以前、那覇に移住したのも現地で開業するステーキハウス(※現在は閉店)の店長に誘われたからで、仕事があって住み心地のよさそうな場所なら全国どこにでも行くスタンス。それは今も変わらないのでしょう」
とはいえ、ここまで離島暮らしが多いのは憧れや特別な思い入れがあるのだろうか?
これに関して心理カウンセラーは、林下氏のような島好きの人に対して「社会や組織に縛られるのを嫌う傾向が強い」と分析。ただ、東京で暮らすよりも性に合っていそうなイメージはあるが、実際には離島にもしがらみはあるものだ。
流浪の人生を送るビッグダディにとって次の移住先が安住の地となればいいが…。