俗にいう「一発屋芸人」は、一発当てたことで食いつないでいる。14年に「あったかいんだからぁ～」でブレイクしたコンビ芸人のクマムシも、テレビメディアから遠ざかって久しい。しかし、地方営業では大人気で、特に寒い冬のお鍋の時期は忙しくなる。
ぽっちゃり体型でヒゲ面、美声で熱唱するのは長谷川俊輔。その横で静観し、ちょうどいいタイミングで相槌を打ったりツッコむのは、佐藤大樹。非の打ちどころのない顔面はNEWSの加藤シゲアキにそっくりともてはやされ、これも貴重なセールスポイントだ。
そんな佐藤には、交際してまもなく6年になる彼女がいる。「デコウトミリ」の芸名でモデルや女優、写真家として活動する女性だ。社長令嬢であるという肩書きもあってか、佐藤は猛アタックした。
「交際直後、佐藤はデコウトが住む高級マンションに転がり込んで、同棲生活を開始。箱根旅行に20万円、高級レストランで食事して6万円ほか、遊興費のほとんどは彼女が負担。完ぺきなヒモ男と化した佐藤は、『家族が乗らなくなった』という理由で高級外車のベンツを譲り受けたこともあるそうです」（女性誌記者）
格差のあるカップルに、危機がなかったわけではない。どんどん自堕落になっていく佐藤を見るに見かねて、デコウトから別れを切り出している。佐藤からのLINEをすべてスタンプだけで返すなど、あえて冷たい態度をとった。改心してほしかったのだ。一度別れて、復縁。デコウトは27歳、佐藤は33歳になった今は、再び将来を真剣に考えるようになった。
「デコウトは元来、感受性豊かでアーティスティックな人間。同じ感性や価値観を持った人に惹かれるため、佐藤のような芸人が好みらしい。彼がまた、人にすり寄る能力に長けている。案外お似合いのカップルかも」（前出・女性誌記者）
昨年は2人して、「中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん」（TBS系）に何度も出演。ラブラブ生活、破局をあけすけにしてきた。すでに、デコウトの両親は離婚。それでも佐藤は娘を愛せるか。
玉の輿婚を狙うイケメン芸人の行方が気になる。
（北村ともこ）
