突然マッチョになる芸能人、気になるその理由とは?

 年度初めの本日4月1日はエイプリルフールでもあるが、実は「トレーニングの日」。実際、新年度になってジョギングや筋トレを始める人も多く、なかには鍛えすぎて超マッチョになるケースも。芸能界にもある時期から突然ゴリゴリの肉体派に変貌した者も多い。

 特に有名なのがダウンタウンの松本人志。20年ほど前までは華奢な体つきだったが、そこからトレーニングを開始して肉体改造。2010年ごろには大胸筋が異様に盛り上がった現在の姿となり、以前とは完全に別人だ。

 本人は当初、鍛えた理由について「結婚した俺には守るべきものがあるから」と家族のためと語っていたが、本当のきっかけはゲーム「バイオハザード」。後に番組で「ガリガリに細い自分が米兵みたいな人物に助けられていると思ったときに、この人たちに依存してないで本当に筋肉つけようと思った」と明かしている。

 また歌手・長渕剛も、80年代後半までは身体も腕も細かったのに90年代半ばになると凄い体に変貌。ステージでも筋肉を強調したタンクトップが定番の衣装となり、汗だくで熱唱するなど歌い方やライブの雰囲気も昔とは大きく変わっている。

「彼は身体が丈夫ではなく、体調不良で全国ツアーの半分を中止したこともありました。本格的にトレーニングを始めたのは40代から。また、空手を始めたのもその頃からで、妻で女優の志穂美悦子さんが空手の有段者だったことも影響しているようです」(エンタメ誌ライター)

 他にも戦後を代表する作家の三島由紀夫もデビュー当時は文系男子という雰囲気だったが、晩年は筋骨隆々な肉体となっている。

「幼いころは女の子のように育てられ、大人になってからも虚弱体質でそれが人気作家となってからもコンプレックスだったようです。そんな自分を変えるため、剣道やボディビルによって身体を鍛えるようになったと本人が著書で述べています」(同)

 理由はどうであれ、屈強なボディを手に入れたのは立派。彼らを見習い、この機会に運動を始めてみるのもいいかもしれない。

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