「降板テロ」の小倉優香にノブコブが助け舟!? MBS深夜ラジオの非常識を暴露

「ご本人のご希望どおり番組を降板いただきます」

 毎日放送の社長が、小倉優香の「降板騒動」について声明を発表したのは8月26日のこと。翌27日配信の「東スポWeb」の記事によれば、小倉は今後、仕事が激減する可能性があるという。

 ことの発端は、7月29日深夜オンエアのラジオ番組「アッパレやってまーす!水曜日」(MBSラジオ)。生放送中、小倉は突然、「朝早く起きて、夜早く寝るっていう生活をしてて、『ラジオが辛くなったので辞めたい』と事務所に言ったんですけど、3、4カ月話してくれないのでここで言います。辞めさせてください」と発言。他の出演者を凍りつかせ、その後に予定されていた収録もすっぽかして帰ってしまったという。

「騒動以降、番組への出演はなく、本人から何の説明もないまま、8月26日に正式に降板が決定。今回、『東スポ』が取材した芸能関係者によると、“降板テロ”の爪痕はかなり深く、小倉の行動は芸能界の常識としてはありえないため、怖すぎて彼女を使いたいという局が今後は出てこない可能性があるのだとか」(芸能記者)

 また今回の騒動後、ネットでは小倉へのバッシングが過熱しており、彼女のツイッターにも、《ラジオを舐めてる》《干されてくれ》などと厳しい意見が殺到している。

 だが、そんなMBSラジオの番組に不満を持ち、辞めていった芸能人は小倉だけではないという。

「MBSラジオといえば今年6月、小倉の出演番組と同じ並びの『オレたちゴチャ・まぜっ!〜集まれヤンヤン〜』から、平成ノブシコブシ・徳井健太が降板しました。そんな中、8月22日放送のラジオ番組『魂のコブシ!!』(AIR-G’ FM北海道 80.4)で、徳井がラジオを降板した理由について『7、8個ある』と告白。彼によると、何の説明もなく放送時間を30分も延ばされたものの、マネージャーにも知らされていなかった様子。ギャラに関しても、土曜の深夜の生放送に見合うような額とは言えなかったそうで、大物芸能人が格安のギャラで別番組に出演していることを口実にまったく上がらなかったとか。もし徳井の話が事実なら制作サイドにもかなり非常識なスタッフがいると言わざるを得ません。意図が不明なキャスティングをするスタッフに対する不信感があったそうで、さらに、番組自体の世間からの注目度の低さなども降板理由に繋がったとのこと。これまで徳井は、10年近く番組に出演し、かつてのレギュラー・加藤浩次とリアルタイムでSMAP解散や、『めちゃイケ』最終回など、注目の話題を扱ってきました。しかし、そのトークはネットニュースにすら取り上げられなかったそうで、モチベーションが下がっていったようです」(テレビ誌記者)

 また、数年前までMBSラジオに出演していた相方の吉村崇も、駐車場代が赤字になりながら、毎週深夜から朝5時まで出演するのがキツかったと告白。そのため、クビにされるためにわざと誰とも目を合わさず帰っていくなど抵抗を続け、最終的に「ごめんなさいして離れたよね」と明かした。

 深夜ラジオは睡眠時間を削られるだけでなく、ギャラも安いため、割に合わないと考えている芸能人は多いのかもしれない。

エンタメ