大晦日の「RIZIN」に参戦する朝倉兄弟はトップユーチューバーとしても知られているが、リング上だけでなく、YouTube界で存在感を放つ格闘家・プロレスラーは多い。独自集計によって、未来の“配信王者”をうらなうと…(※ランキングは文末に掲載)。
毎年恒例となっている大晦日の格闘技イベント「RIZIN」が開催されるとあって、12月に入ってからは連日のように大会や選手の動向が報じられ、注目度の高さがうかがえる。なかには個人のYouTubeチャンネルを持つ者も多く、自身で積極的に情報発信を行っている。
そこで今回はユーチューバーとしても活動している格闘家、プロレスラー(※引退含む)のチャンネル登録者数を集計(※複数のチャンネルを持っている場合は合算)。1位に輝いたのは「RIZIN」の看板選手である朝倉未来。メインとサブの2つのチャンネルを合わせて193.9万人と圧倒的な多さを誇っている。
3位にはその弟でRIZINバンダム級王者の朝倉海の93.8万人。大晦日はメインイベントを務め、対戦相手で元王者の堀口恭司の12.6万人も格闘家としてはかなり多いほうだが、数字の上では朝倉弟が文句なしの“優勢勝ち”をおさめているようだ。
そして、朝倉兄弟に挟まれた2位にランクインしたのが、今回RIZINに初参戦することが決まったシバター。炎上系ユーチューバーとしての活躍に目が行きがちだが、かつて朝倉兄弟が主戦場にしていたTHE OUTSIDERにも出場しており、総合格闘家やプロレスラーとしての顔を持つパンクラスの所属選手だ。朝倉兄弟にはいずれも20数秒で秒殺されており、その実力は疑問視されているが、動画配信者としての影響力は格闘技界ではチャンピオン級だ。
以下、4位には“神童”那須川天心、5位は元ボクシング世界王者の竹原慎二、6位に女性ながら世界最大のプロレス団体WWEに所属するASUKAが続く。
上位を占めるRIZIN勢に比べると、プロレスラーは少ない印象だがそれでも獣神サンダーライガーや北斗晶、長州力と引退したレジェンドたちがランクイン。
いずれのチャンネルも登録者数が多いだけあり、格闘技やプロレスに興味のない人でも楽しめる内容の動画も多い。年末年始のヒマつぶしにはきっとなるはずだ。
■格闘技界ユーチューバー登録者数ランキング
1位 朝倉未来 193.9万人 ※2つのチャネルの合算
2位 シバター 129.7万人 ※2つのチャンネルの合算
3位 朝倉海 93.8万人
4位 那須川天心 50.9万人
5位 竹原慎二 46.2万人 ※2つのチャンネルの合算
6位 ASUKA 43.7万人
7位 安保瑠輝也 30.1万人
8位 渡嘉敷勝男 27.9万人 ※2つのチャンネルの合算
9位 皇治 25.2万人
10位 畑山隆則 25.0万人 ※渡嘉敷勝男・竹原慎二との3人で運営
11位 矢地祐介 21.9万人
12位 獣神サンダーライガー 17.9万人
13位 北斗晶 14.9万人
14位 京口紘人 14.6万人
15位 長州力 14.3万人
※2020年12月下旬現在の登録者数