宇垣美里「私は愛玩動物じゃない」発言で蘇る“田中みな実も参加した「TBSの夜な夜な接待」報道”

 2月21日、元TBSアナウンサーの宇垣美里が、自身のYouTubeチャンネルを更新。動画の中で宇垣は、TBS時代の“本音”を明かし、ネットで注目を集めている。

「動画では今回、YouTubeスタッフが25歳だと知った宇垣が『(私が25歳の頃は)“触るな刺すぞ”みたいな感じでしたね』と、TBSアナウンサー時代を振り返りました。宇垣によるとTBSに入社して以降、“大尖り期”が来たそうで、周りから“舐められたくない”と強く思っていたのだとか。また、当時“舐められている”と感じた瞬間について『“はいはい、可愛い女の子はお茶でも汲んどいて”みたいなのが舐められてる。無い社会ではないから』と激白。さらに、そういった接し方をしてくる業界人に対しても『“赤ちゃんだと思ってます?”みたいな時があるじゃん時々。“ヨシヨシ”みたいな。愛玩動物ではないので! ニコニコしてって言われると“肉塊だと思ってるのかな?”みたいな気持ちになる。人格とか経験とか思想とかが無い風に扱われることがあって。(心が)削られるし、私が思う舐められたくないはそういうこと』と語りました」(芸能記者)

 そんな中、世間では中居正広をめぐるフジテレビ問題以降、“業界女性を使った接待”がクローズアップされることに。2月1日に放送された報道番組「報道特集」(TBS系)では、マスコミ業界における女性の扱いについて、ある民放局の営業部社員の「スポンサーとの会食で『俺と不倫してくれたら、次もCMを続けるよ』と言われた」という声を紹介。さらに民放局のアナウンサーの声として「プロデューサーに“一流アスリートを囲む飲み会があるから、アナウンサーで囲んでほしい”とお願いされ、局アナ3人で参加した。キャバ嬢並みの接待を期待され、それに応えられない自分はみじめになり途中退席したが、翌日、プロデューサーに怒鳴られショックを受けた」といった証言も伝えた。

 そういった背景もあり、宇垣の「女の子はお茶でも汲んどいて”みたいな」「愛玩動物ではない」という発言に、ネットでは「宇垣さんもTBS時代、スポンサーの会食に駆り出されそうになったりしなかったのかな」「色々戦ったのかも」と推測する声もあがることに。

 また、宇垣と同じ元TBSアナウンサー・田中みな実についても、過去のある報道が注目を集めているという。

「2014年にTBSを退社した田中ですが、その後、あるネットニュースが彼女に関して、局員時代に営業の接待要員として使われていた疑惑を掲載。記事によるとTBSは当時、広告を取るために、田中とスポンサー相手を交えた“田中みな実と飲む会”を夜な夜なセッティングしていたそう。しかしある時、会が始まる10分前に田中がドタキャンしたことで、このためにわざわざ上京してきたというスポンサーが激怒したのだとか。そのためスポンサーは撤退となり、CMが早々に打ち切りになったと言います。この件に関して今年1月の『フライデーデジタル』が、TBS社員を取材したところ、田中みな実に関するスポンサー飲み会報道は事実だと認めたとのこと。また、田中がフリーに転身したことに関しても、局員は『夜な夜なの接待に耐えきれなかったという理由もあったのかもしれません』と証言しています」(前出・芸能記者)

 一部報道では、“フジテレビの疑惑”は氷山の一角とも言われている。今後は、業界の古い体質が改善され、女性の働きやすい環境になっていくことを願うばかりだ。

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