斎藤佑樹氏キャスターデビューも…YouTubeの評価がイマイチの理由

 元日本ハムで現在は「株式会社斎藤佑樹」代表の斎藤佑樹氏がついにキャスターデビューを果たした。

 斎藤氏は3月24日、報道番組「news every.」(日本テレビ系)に出演し、「わからないことや疑問に感じたことは正直に『わからないです』とお伝えしつつ、皆さんと一緒に成長していけたらなと思います。不安もありますが、精いっぱい務めます」とあいさつ。「大逆転家族!」の企画では、早速フィールドに出ると、祖父から継いだという千葉・松戸の町中華店を切り盛りする女子大生の奮闘ぶりをリポートした。

 斎藤氏は得意の一眼レフカメラで現場の写真を撮影しながら話を聞くなど精力的に取材を進め、見事にリポートは大成功。どうやら無事キャスターとしての船出がスタートしたようだ。テレビ誌ライターが語る。

「畑違いの分野に当初は不安の声も上がっていましたが、終わってみれば多少のぎこちなさはあったものの、斎藤氏の人当たりの良さがうまく出ていましたね。いまだに“ハンカチ王子”のイメージが強く残っていることから、特に30代の女性層にはウケるんじゃないでしょうか。まずはリポーターとして経験を積みながら、キャスターとしてのスキルを磨いていくと見られます」

 そんな斎藤氏だがこの日は、あらたにYouTubeチャンネルも開設している。ところがテレビの評判とは裏腹に、登録者数は全く伸びていないようだ。

 第1弾としてアップした動画は、子どもたち専用の野球場を作るという新プロジェクトの発表だったが、反応はイマイチで、肝心の視聴回数は3月26日17時時点で約4000回。チャンネル登録者数はわずか1800人と伸び悩んでいる。

「世界中のボールパークを見てきた斎藤氏にとって、子どもたち専用の野球場を作るというのは夢のひとつのようですが、最初のYouTubeのネタとしてはかなり弱い。あまり真面目にやりすぎるといずれ尻つぼみになってしまうでしょう。もっとも爆発的に視聴者を増やす方法がないわけではありません。野球系チャンネルでは定番の『対談』で、田中将大選手などを引っ張り出せば一気に注目を集めるのは間違いないでしょうね」(YouTube事務所関係者)

 元来の真面目な性格からか、まだまだ表情や語り口の固い斎藤氏だが、ジョークを交えるなど軽快なトークが自然に身につけば、キャスターだけでなくYouTuberとしても成功を収めることができるのではないだろうか。

(ケン高田)

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