大晦日の夜に「年越し乱倫パーティー」が各地で急増するワケ

 今年は6月に浜名湖畔の貸別荘で行われた120人規模のイベントをはじめ、摘発が相次いだ乱倫パーティー。性サービス店のように昨今は当局も本腰を入れて取り締まりに乗り出しているが、今のところイベントの数が減ったなどの動きは見られない。

 特に年末のこの時期は各地で頻繁に開催され、なかでも人気なのが大晦日から元日にかけて行われる「年越しパーティー」だ。既婚者の参加が難しい気もするが、それでも「常連以外の方からの申し込みも多く、すぐ定員に達するケースも珍しくない」と明かすのは業界事情に詳しいライター。しかも、通常より高めの料金設定にしても客が集まるため、業者側にとっても稼ぎ時とか。

「最近はホテルの利用が厳しくなっており、会場は貸別荘や民泊が多いですね。参加料の相場は1人1万5000円〜2万5000円ですが、大晦日だとプラス5000円〜1万円。業者側も非合法とはいえ商売として行っているため、女性の数を増やすだけでなく、年越しそばやおせち料理、お雑煮を振る舞うなど季節感を演出するための工夫も行っています」(前出・ライター)

 ちなみにほとんどの乱倫パーティーでは年越しの瞬間は男女の営みをしながら迎えるのが定番。〝姫おさめ〟と〝姫はじめ〟を一度に済ませるのが人気になっているそうだ。

「なかには除夜の鐘に合わせてする参加者がいたり、初日の出に合わせて窓際で朝日を見ながら…という人も。この手のイベントは男女ともにノリのいい参加者が多いため、淫らな雰囲気というよりはライブのようなノリで楽しそうにワイワイ盛り上がっていますね」(前出・ライター)

 とはいえ、合意の上でも公然わいせつ罪に問われる場合もあり、浜名湖のパーティーでは一部参加者が逮捕されている。

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