「薄皮クリームパン」5個から4個に実質値上げ!消費者の意外すぎる反応とは

 材料費や物流費の高騰で10月以降、商品の値上げラッシュが続いている。衣食住のありとあらゆるものが高くなる中で、ついに山崎製パンも計10品目を値上げすると発表。値上げは2023年1月1日出荷分からだというが、早くもショックを受ける人が続出しているようだ。

 その理由は、庶民におなじみ「薄皮シリーズ」の内容的変化。スーパーのパンコーナーで真っ先に目につくあの「薄皮クリームパン」などが、5個入りから4個に1個減らされることになるからだ。

「薄皮シリーズは2口か3口で食べられる気軽さも手伝って、小腹が空いたときに誰もがお世話になったことがある、定番人気のスナックパン。それが値段据え置きとはいえ、個数が5個から4個に減らされるという、けっこうパンチのある変化ですから、驚いた人が多いようですね」(情報誌ライター)

 その一方で、個数を5分の4に減らすという方針が逆に潔いと、好意的な受け止めもあるようだ。

「スイーツ系では常とう手段になっていますが、たとえば中身のクリームの量を減らすなど、消費者をだまし討ちするかのようなステルス値上げよりはよっぽどマシだとの声が聞かれました。また、薄皮シリーズに関しては『2人で分けた時に1つ余るのがいつも問題になってた』『5個は多かったから4個でちょうどいい』など、むしろポジティブなとらえ方をする人も少なくないようです」(同)

「薄皮だからあれ以上削るところがないから」など、消費者から擁護の声さえある薄皮シリーズの個数間引き問題。 もしも原料価格が前に戻ったら、値上げしたら戻せない定説など覆し、また5個に復活! なんてお返しをしてくれたら最高なんだけど。

(山田ここ)

マネー