「大越さんはアメリカ行って…」宮根誠司のボヤキにプロデューサーが弁明

 ロシアのウクライナ侵攻が始まってから初となるG20サミットが11月15日にインドネシアのバリ島で開幕した。

 11月15日に放送された「ミヤネ屋」(読売テレビ)では番組プロデューサーの高井望氏が現地から生リポート。米中首脳会談が行われたバリのリゾートホテル「ムリアリゾート」の豪華絢爛ぶりを伝えた。

 中継の終盤、司会の宮根誠司がG20の共同声明について「まとめるの大変じゃないですか?」と高井氏に質問すると、「全会一致」が原則であるため、「ほぼまとまらない見通し」と回答。しかし、そこから2人のやりとりは思わぬ方向へ向かう。

 宮根が「高井君がバリ行くっていうのも、我々、納得してないけどね」と、プロデューサーのバリ行きをチクリ。高井氏は「なるほど。『ミヤネ屋』もこれから国際情勢を伝えていく必要がありますので、私みずからバリにやってまいりました」と返した。

 そこで宮根は「あれ、『報道ステーション』の大越さんとかはアメリカにキャスターで行ってて、僕、ぜんぜん行かしてもらってないのよ」とボヤキ節。「報道ステーション」の大越健介キャスターは去る11月8日に投開票したアメリカ中間選挙の模様をニューヨークから中継で伝えていた。

 突然の海外ロケ志願に、高井氏は「あ、宮根さん、私、番組プロデューサーとして宮根さんが行くということ全く頭から抜けてまして…」と述べると、宮根は「おい!」とツッコミを入れて「次回頼みますね」と懇願。高井氏は「コロナの状況が今回だいぶわかったのでおそらく対策をすれば宮根さんの同行ロケというのは今後可能じゃないかな」と弁明するも、宮根からは「あんたが行ってる時点で大丈夫やって、もう!」と鋭いツッコミが入った。
 
「確かに『報道ステーション』の大越さんは頻繁に海外へ足を運んでいます。アメリカの中間選挙だけでなく、8月にはニューヨークの国連本部を訪問。核拡散防止条約の再検討会議について、現地から解説。ウクライナ侵攻が始まった直後にはポーランドを訪れて、ウクライナからの避難民に話を聞いていました。宮根さんがボヤくのも無理はないかもしれませんが、旧統一教会問題を追及し続けるうえで宮根さんの存在は不可欠。『ミヤネ屋』の熱心な視聴者からは、早くも海外行きに反発する声が出てきそうですね」(芸能記者)

 宮根が気兼ねなく海外ロケに旅立てる日はくるか。

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