「綾鷹抹茶ラテ」売り切れ店続出!まとめ買いの理由はアレンジレシピ!?

 コカ・コーラが3月22日に発売した綾鷹シリーズの新商品「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」が好評を博している。発売直後から全国の小売店で完売が続出しており、SNS上では《コンビニ20軒ハシゴしたけど売ってなかったぞ》《人気すぎてどこにもない、買えた人ラッキーすぎる》など買えなかったユーザーの嘆きの声も聞かれるが、それほどまでの人気商品となった要因はいったい何だろうか。

 綾鷹シリーズは「急須でいれたような、にごりの旨み」というキャッチコピーのとおり、本物志向の緑茶をペットボトルで味わえる手軽さが消費者の心を掴み、シェアを拡大してきたコカ・コーラ社の人気ブランドだ。創業450年の歴史を誇る京都の老舗茶舗「上林春松本店」の協力のもと開発されたブランドで知られているが、今回発売された「綾鷹カフェ」は「上林春松本店」に加え、スペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」の監修のもと開発されたことが発売前から注目を集めていた。
 
 厳選された国産抹茶をふんだんに使用し、抹茶の濃厚な味わいと上品な口当たりを追求できたのは、「抹茶」と「ラテ」のそれぞれの専門家にアプローチした今回のタッグだからこそ実現した新商品と言えよう。
 
 さらに、SNS上ではこの「綾鷹カフェ」を用いたアレンジレシピもバズっているという。
 
 《「綾鷹カフェ」とゼラチンで簡単にハイクオリティな抹茶ババロアができる》《自家製アイスに応用できた!》《牛乳と混ぜてミルクプリンにしてみた》《ホケミ(ホットケーキミックス)×綾鷹カフェレシピ》など、続々とSNS上に“映える”アレンジスイーツが投稿されている。どのユーザーの投稿も「綾鷹カフェ」の人気を象徴するように「いいね」の数が伸びており、スイーツの材料にするために店頭で見つけたらまとめ買いをする消費者も多いようだ。

 コロナ禍で外出がためらわれる中、自宅でカフェ気分が手軽に味わえるうえに、何よりクオリティの高さがウケている要因のようだ。

(浜野ふみ)

※写真はイメージです

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