狩野英孝がド底辺から人気YouTuberに!突破口は「斧振らないで」絶叫中継だった

 テレビ朝日が本社の「完全封鎖」を余儀なくされるなど、もはやテレビ業界は“機能停止”に陥っているようだ。

 そんななか、新型コロナによる芸能界への影響を伝えているのが、 4月17日発売の「フライデー」の人気連載「週刊テレビの裏側」だ。現在、テレビ番組の仕事が激減していることで、YouTubeに流れる芸能人が急増しているという。

「記事によれば、コロナショックによる相次ぐ仕事のキャンセルで、月給制から歩合制に切り替えた芸能事務所が多いのだとか。その流れでYouTubeに活路を見出そうとする芸能人が増えているそうですが、一気に参入したせいで、動画編集を請け負う会社がパンクしているとのこと。また、コロナの影響で広告を出す企業が減ったため、動画収入の単価が下がるなど、なかなか厳しい状況のようです」(芸能記者)

 とはいえ、表舞台の仕事ができなくなっている今、芸能人たちは少しでもYouTubeチャンネルの登録者数を伸ばしたいというのが本音だろう。

 そんな中、ある方法で人気YouTuberに駆け上がった芸能人がいるという。

「芸能人YouTuberの中でも、人気を集めやすいコンテンツがゲーム配信です。芸人の狩野英孝は、昨年末にYouTuberデビューしたものの、しばらくは再生数が1000から3000ほどの悲惨なド底辺の状況が続きました。しかし先日、人気ホラーゲーム『デッドバイデイライト』の実況プレイを生配信したところ、これが大ウケ。どうやらプレイ中にコントローラーが壊れたようで、プレイヤーの攻撃が“暴発”する事態に『ちょっと、勝手に斧振らないで』を連呼。この『勝手に斧振らないで』と絶叫するカオス状態が1万人以上の視聴者を集め、SNSのトレンド上位に。そして、アーカイブ動画も約50万再生を記録するほどのヒットとなりました。また、中川翔子も、チャンネル開設と同時に『FF7リメイク』の実況を行い、こちらもハイペースでチャンネル登録数を伸ばしています。ゲーム生配信の場合、ロケに行く必要がありませんし、動画もそのままアップされるため、編集いらず。そのため、ゲーム選びは重要ですが、今後も実況プレイに挑戦する芸能人が増えていく可能性があります」(ネットライター)

 芸能人は他の一般配信者に比べ、トークやリアクションに優れているため、ゲーム実況の支持を得やすいのかもしれない。

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