レールクイーン小林未来がおすすめ!この春行きたい銚子電鉄の旅

 こんにちは。レールクイーンの小林未来です。新型コロナウイルスの影響で鉄道旅もままならない日が続いています。現在はオミクロン株が猛威を振るっていますが、第6波が落ち着いたらすぐにでも旅に出たいもの。その時、おすすめしたいのが千葉県銚子市を走る銚子電鉄です。

 銚子電鉄が運営する銚子電気鉄道線は駅数10、路線距離わずか6.4km、乗車時間は20分のローカル線。短くても見どころと魅力にあふれています。

 絶対に外せないのが犬吠駅。駅舎はポルトガルの宮殿をイメージしたおしゃれな建物で、駅構内にはぬれ煎餅のお店があります。ぬれ煎餅といえば、経営危機を迎えた銚子電鉄が地元の名物として販売し、ピンチを脱したことで知られています。今では銚子電鉄の名物になりました。ぜひここで購入したいものです。以前はここでぬれ煎餅の手焼き体験もできたのですが、コロナ禍以降、中止になってしまいました。早く再開されるといいですね。

 犬吠駅にはたいやき店もあります。このたいやき店は鉄道ファンにはおなじみの有名店。以前は観音駅にあり、観光客や地元住民が利用していました。残念ながら17年に閉店することに。そこで犬吠駅に移転しました。ホームで食べるたいやきは格別です。

 駅から徒歩7分の距離にあるのは犬吠埼灯台。日本の灯台50選に選ばれた国の登録有形文化財です。高さは31メートルもあり、展望台からは太平洋を一望できます。晴れた日は絶景。

 終着駅の外川駅も見逃せません。NHKの朝ドラ「澪つくし」のロケ地。待合室は今も昭和の雰囲気を残しています。外観も古めかしくていい感じ。インスタ映えするスポットです。

 銚子電鉄の見どころはこれだけではありません。レトロな駅舎はほかにもありますし、車窓から広がるキャベツ畑は銚子電鉄以外では見られません。いつ訪れても楽しく、何度でも乗りたくなる銚子電鉄。発売中の「アサ芸Secret Vol.74」ではより詳しい観光案内をしているので、ぜひ読んでみてください。

ライフ