スピッツ草野マサムネ、バイト先で起こした損害賠償モノの大失敗とは?

 今年でデビュー31年を迎え、CD総売り上げ2000万枚以上を誇る日本が誇る人気ロックバンド「スピッツ」。ほとんどの曲の作詞・作曲を手がけるボーカルの草野マサムネは9月25日、「SPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記」(TOKYO FM)でデビュー前のバイト先での失敗エピソードを披露。そのしくじり具合がファンの間で話題になっている。

 当時、ゲームセンターでアルバイトしていた草野は、同じビルに入っていたパチンコ店の主電源を間違えて落としてしまう。パチンコ台やパチスロ台をはじめ、玉やコインの払い出し機、出玉計数機など店内は機械で埋め尽くされているに等しく、わずかな時間とはいえこれが一斉にダウンしたとなれば一大事なのは言うまでもない。

 幸い閉店間際の時間帯で店内にお客がいなかったので事なきを得たようだが、本人は「今思い出してもなんか冷汗が出るような思い出の…冷や汗メモリーのひとつになってしまってますけども」と独特の言い回しで回顧。確かに、お客がいればただ事では済まなかっただろう。

「天候不良による停電とは異なり、草野さんの場合は明らかな過失。大当たり中や連チャン中のお客への出玉補償の責任が生じ、同様のトラブルを起こしたホールの中にはすべての客に出玉などの補償を行ったケースもあるほどです。当時はパチンコが大変人気でしたし、お店にとってもお客からの信用を失いかねません。ホールの規模や時間帯にもよりますが店側への慰謝料も含め、数百万円の賠償金を請求されてもおかしくなかったと思います」(パチンコライター)

 デビュー前ではバイト代もバンドの運営費などに消え、常に金欠だったはず。一歩間違えば賠償金の返済で音楽活動どころではなくなり、スピッツも名曲の数々も世に出ることはなかったのかもしれない。

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