コスパを求めるならファンが手軽。「ファンバイザー」は一見、ファンには見えない不思議な形状だ。
「ファン+サンバイザーです。額に巻けば日差しをさえぎりながら、ファンで涼むことができます。バイザー部分の先端にある2つのファンが空気を取り込み、下部の2カ所から風が吹き出す仕組み。後ろ向きに装着すれば、首にかけて風を吹かせられる。スポーツ観戦時など、日よけをしながら涼しくなりたい時におススメです」
ファンの手軽さをさらに突きつめたのが、「4WAYハンズフリークリップファン」。クリップオン、手持ち、首掛け、スタンド使用の4通りが可能だ。
「リュックのストラップや日傘のシャフトにつけても快適な風を感じられます」(ekky)
最近は男でも日傘を使う人が急増。実際に使えばわかるが、痛いような日差しが直接肌に当たらず、想像以上に快適なのだ。
「男性には、どこかに『日傘なんて恥ずかしい』という感覚があった方もいるでしょうね。でも、一度使って快適だとわかると手放せません」
こう語るekkyだが、日傘に関してもこだわりの商品展開があった。
「『ワンタッチ日傘ファン』。日傘とファンで両手がふさがると他に何も持てなくなります。こちらは市販の傘に取り付けるハンディ扇風機。角度調節や風量切り替えも可能。手持ちのファンとしても使えます」
本体にファンが付いたものもあり、折りたたみ式で傘のシャフト内部を風が流れる特殊構造の「折りたたみファンブレラ」も目からウロコだったが、今期分はほぼ売り切れなのだとか。
「ただ、折りたたみってコンパクトになりますが、たたむのが面倒。そこで『3秒ぱぱっと折りたたみ日傘』。晴雨兼用でたたむ所要時間は3秒! 傘の内側の特殊シートの構造で、傘を閉じると自然に折り目が揃う。あとはテープで留めるだけ」(ekky)
日傘は男にとって「どこか恥ずかしい」と受け止められがちだと言うが、この商品はどうなのか?
「『折りたたみ式ハンズフリー日傘』ですね。シャフトがなく、傘を開いてベルトを首から掛けて各所のバックルで固定するだけ。作業時に日よけをしたいけど両手をあけておきたい、外でタブレットの操作をする時に日光の反射をさえぎってくれるので、炎天下の作業にはもってこいです!」
まるで笠地蔵のようなハンズフリー日傘男子が増える日も近いかもしれない。
「前例のないものって、大手メーカーさんはあまり手掛けませんよね。弊社は商品開発に際し他社さんを意識することはないですし、前例がなくてもチャレンジできる。この環境が強みと思います」
ますます強烈な猛暑を、サンコーの面白家電で愉快に乗り切ろうではないか。
ネッククーラーポケット(6980円)サイズ調整可能で男性にも女性にもフィット。ホワイトとグレージュの2色。重量約180グラム。強・弱・ゆらぎの3段階切替。USB充電。
ハンディクールファン(5980円)手持ち部分にペルチェを搭載。ファンは6段階切替。約230グラム。USB充電式。7月18日発売予定。
ピタファン(3980円)「City」と手持ち部分折り曲げ可能な「Office」の2種。ガード中央部にペルチェ搭載。3段階切替。約215グラム。USB充電。
4WAYハンズフリークリップファン(2480円)W71×H116×D56㎜。360度回転クリップで微調整可能。3段階切替。約130グラム。USB充電。
ひんやりュック(6980円)フレーム/W300×H420×D100㎜・約180グラム、冷却ユニット/150×150×60㎜、約420グラム。2段階切替。USB給電。
ワンタッチ日傘ファン(2780円)W110×H205×D44㎜。本体のフタを開き、傘のシャフトをセットしてフタを閉じれば取付完了。3段階切替。約170グラム。USB充電。
ワキひえ~る(6980円)W44×H41×D90㎜(片方)。3段階切替。約230グラム。USB給電。モバイルバッテリー等に接続して使用。
3秒ぱぱっと折りたたみ日傘(3680円)使用時/直径97×H61㎜。収納時/W64×H275×D55㎜。約370グラム。収納袋付き。持ち手は木材。
ファンバイザー(3980円)W171×H45×D138㎜。頭回り40~65センチ対応。首かけでの使用も可能。3段階切替。約230グラム。USB充電。
折りたたみ式ハンズフリー日傘(3480円)使用時/W660×H790×D700㎜。収納時/270×10×270㎜。約260グラム。UVカット率99.9%。UPF50+。対応腰回り最大120センチ。
*週刊アサヒ芸能7月24日号掲載
※写真は「ファンバイザー」