「レオパレス」入居率上昇で“黒字転換”に驚きの声が相次ぐ

 施工不良問題で経営危機に陥っていた賃貸住宅大手の「レオパレス21」は5月16日、負債が資産を上回る状態である「債務超過」が解消され、最終利益が4期ぶりに黒字化したことを明らかにしたが、ネット上では《あのレオパレスが!?》などと驚きの声があがっている。

「2019年に放送された『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)を発端として施工不良問題が明らかになったレオパレスは、3期連続の最終赤字となり、21年3月期には84億円の債務超過に陥っていました。23年3月末までに債務超過を解消できなければ上場廃止となる恐れがあったものの、22年3月期の連結決算は最終利益が118億円の黒字に転換し、3月末時点で自己資本が10億円となったことから債務超過が解消されました。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたことで入居者が増えたことや、物件の修繕を外注から社員による作業に切り替えたこと、オーナーに支払う家賃を減らしたことなどで黒字化したとみられています」(経済ジャーナリスト)

 これにネット上では、《入居率が上がってるということは、施工不良も改善されているということ?2万棟近くあったと思うが…》など驚きの声があがっており、《物件の修繕を社員がやっているというけど、本当にちゃんと修繕できているのかね。希望退職で社員数もかなり減ったし、社員の負担も心配》《債務超過を解消するためにオーナーがかなり泣かされたという話も聞こえてくるし、大丈夫かな》など心配する声も見られる。

「レオパレスは希望退職を募集したところ想定以上に従業員が退職してしまい、人手不足で決算発表を延期したほどですから、そこからおよそ2年での黒字転換に驚いた人も多かったようです。ただ、ネット上の指摘にもあるように上場廃止を避けるためにかなり強硬な経費削減を進めたという情報もありますし、どこかでガタがこないことを祈るばかりです」(前出・経済ジャーナリスト)

 23年3月期には249億円の黒字を見込んでいるというが、果たして…。

(小林洋三)

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