「京都勝牛」5年後300店舗計画に「東京チカラめし」の悲劇をダブらせる声

 牛カツ専門チェーンの「京都勝牛」を展開するゴリップが先ごろ、同チェーンを5年後までに現在の約4倍となる300店舗に拡大する事業計画を発表したのだが、先行きを懸念する声が相次いでいる。

「『京都勝牛』は、2014年の京都駅前店オープンを皮切りに、2016年に起こった“牛カツブーム”に乗り、急速に店舗を増やしてきました。外はサクサク、中はレアな牛カツは“インスタ映えする”と外国人観光客からも人気で、現在は全国11都府県の他、韓国や台湾にも店舗を展開していますが、これからさらに出店を加速させるようです」(経済誌記者)

 しかし、そんな強気の姿勢にネットでは《牛カツブームって一瞬で終わった印象があるけど、今さら急激に店舗増やして大丈夫なのか》《とんかつチェーンで食べる2〜3倍の値段だけにそこまで需要があるとは思えない》のほか、《「東京チカラめし」の悲劇再来か…》と指摘する声もあがっているのである。

「牛丼チェーンの『東京チカラめし』も、展開する三光マーケティングが1号店を開店した2011年に“1000店舗以上展開する”とぶち上げ、翌年には累計で100店舗を達成しましたが、その後、急激にしぼみ現在は8店舗になってしまいましたからね。『京都勝牛』の場合、東京五輪でのインバウンド特需を期待してのことでしょうが、その後のことを考えると、かなりギャンブル性の高い出店計画とも言えます」(同)

 イケイケ状態が吉と出るか凶と出るか。

(小林洋三)

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