任天堂「スイッチ」中国進出で5億人のゲームファンがトリコ?

 任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」が中国で販売される見込みとなった。中国の政府が、現地の代理店大手が販売することを認めたのだという。

「その期待の高さから、任天堂株は一時、半年ぶりに4万円台を突破。中国のゲーム人口は約5億人いるとされ、市場規模も3兆円超えの世界最大規模となっています。これまでも中国で『スイッチ』を入手することは可能でしたが、正規ルートではありませんでした。正式に販売されれば、どれだけ売り上げが伸びるか楽しみなところではあります」(ゲームジャーナリスト)

 ただし、そこは相手が中国だけに、SNSでは《あっという間にコピー商品が店頭に並んでいそう》《パクリ商品が大量に出回って、どれが本物か分からなくなりそう》など、ニセモノの大氾濫を予想する見方が相次いでいる。
 
「懸念される通り、コピー商品は確実に出回るでしょうね。また、中国で正規ではないルートですでに『スイッチ』を手に入れているゲームファンが未知数のため、いざ正規販売をしたところで期待されるほど売れない可能性も十分にあります。ただしポイントは、販売代理店にゲーム販売で世界一位を誇るテンセントを選んだ点。パワーバランスを取りつつ協力して中国版の『マリオ』や『ゼルダ』シリーズを送り出せば、とんでもない大ヒットにつながる可能性も秘めています」(経済評論家)

 日本のゲーム機は中国を席巻できるのか。

(小林洋三)

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