元棋士でタレントの竹俣紅が3月28日、インスタグラムを更新。3月31日をもって所属事務所を退所し、4月より新たな職に就くことを報告した。
美人女流棋士として知られていた竹俣は2019年3月、日本将棋連盟を退会。以降、タレントとして活躍していた。20年2月に「NEWSポストセブン」が、竹俣がフジテレビのアナウンサーに内定していたことをスクープ。女流棋士からタレント、そして女子アナへと華麗な転身を図る竹俣に注目が集まった。
新たな「元タレント女子アナ」が誕生しそうだが、同じ例としてフジでは久慈暁子アナが真っ先に思い浮かぶ。雑誌「non-no」の専属モデルとして活躍していた久慈アナは17年に鳴り物入りで入社。大物新人と期待されたが、入社後わずか3カ月でMCに抜擢された「クジパン」は放送開始から3カ月足らずで打ち切り。最近では「めざましテレビ」のメインキャスターを務めていた永島優美アナの後任争いでも、後輩の井上清華アナに苦杯を喫した。
元タレントとはいえ、女子アナの生存競争で生き残るのは決してやさしくはない。竹俣は確実にコマを進めていくことはできるのか。
「ちょっと心配です。というのも、竹俣は20年12月20日にファースト写真集『夜明け前、紅さす。』の発売記念イベントを開催。写真集の自己採点について『888点。末広がりで好きな数字です』と回答しましたが、フジ（8チャンネル）に内定したことを匂わせています。さりげなく自慢しているとも取れ、中には不快に思う人もいたでしょう。また20年6月30日の『フラッシュ』が、竹俣とお笑いタレント・カズレーザーとのワインバーデートを報じています。交際には至ってないようですが、入社前から有名タレントとのデート現場が明るみになるとは、いささか目立ち過ぎ。局内でもいいイメージで見られないのではないでしょうか」（女子アナウォッチャー）
アナウンサーになってからは逆境にめげず、名人級まで成長してほしいものだ。
（石田英明）
