佐藤輝明の起用に阪神OBが物言い!DeNA入団選手に浮上した“ヤバい前科”とは?

 無観客での実施、報道陣へのPCR検査実施など、異例の厳戒態勢が敷かれているプロ野球キャンプ。コロナ対策は万全でも、チーム内には着火寸前の“バクダン男”たちが‥‥。忖度ナシのキャンプレポートをお伝えしよう。

 4球団競合の末にドラフト1位で阪神に入団した佐藤輝明(21)は「10年に一人」と称される打棒を生かすため、当初は本職のサードから外野へのコンバートが濃厚と言われた。2月9日の練習試合でもホームラン1発を含む5打数3安打3打点の猛打賞。だが、チームの未来を担う若虎にはレジェンドOBたちが一言モノ申したいようだ。

「掛布雅之氏、岡田彰布氏、真弓明信氏らがこぞって佐藤の外野起用に反対しているんです。本職のサードには、チームの主砲・大山悠輔(26)がいますが、佐藤はショートも守れます。助っ人外国人の存在を忘れているのか、中にはファーストでの起用を提言するOBもいる。レジェンドはファンへの影響力が強いだけに、佐藤やチームの成績が低迷すれば『それ見たことか』と首脳陣が大バッシングにあう可能性が大きい」

“お家芸”とはいえ、今年が契約最終年の矢野燿大監督(52)は、最後まで先輩OBの声に足を引っ張られることになりそうだ。

 さて、緊急事態宣言が3月7日まで延長されたことで、新規外国人選手の入国が完全停止。とりわけDeNAだけは、残留組も含めて誰一人として来日できていない。今年から采配を振る三浦大輔監督(47)にとって悩ましいのは、157キロの高速シンカーの触れ込みで、今季先発ローテの一翼を担うことが期待されるロメロ(26)の「前科」だ。

「昨季は所属していたツインズのスプリングトレーニングに向かう途中の税関で、日本では違法薬物に指定された麻草の所持が判明。結局、アメリカに入国できずにシーズンを丸々棒に振ってしまったんです。違法薬物中毒では困るので、もちろん素行調査をしたうえで獲得しているはずですが、昨季途中にロッテを退団したジャクソンの二の舞にならなければいいのですが‥‥」(遊軍記者)

 コロナは言うまでもなく、危険物の持ち込みはご容赦願いたい。

 各球団ともにバクダンを抱えつつ、ハラハラしながら開幕を見据えているのだ。

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