緊急事態宣言発令で気になるパパ活女子の受難「月収30万円がほぼ半分に…」

 いよいよ1月7日に緊急事態宣言が発令される。東京都をはじめ1都3県では夜8時までの営業時間短縮を要請。これに応じない飲食店は店舗名が公表される見通しで、飲食業界からは悲鳴があがっている。都内の飲食店を“主戦場”にしてきたという21歳のフリーター女性のA子さんはこう嘆く。

「コロナ禍になってからは飲食店のバイトにもなかなか入れてもらえず、パパ活で生計を立ててきたのですが、さすがに夜8時まで…となると厳しいですね。稼ぎも半分くらいになりそう」

 見た目は女優の有村架純のような清楚系。とてもパパ活などするようなタイプには見えないが、A子さんは「パパ活アプリで50人以上の男性と会いましたけど、肉体関係を持ったのは2人くらい。それ以外はお茶とか食事だけですよ」と振り返る。つまり彼女は「食事専門」「お茶専門」で多額の“お手当て”を受け取ってきたことになる。

「これまで月平均30万円くらいですかね。じつは私、けっこうな大食いで、ある大食い番組の予選に出場したこともあるんです。アプリ経由で知り合ったおじさんはしょっちゅう高級焼肉に連れていってくれて、おまけに1万円とかくれるんです。『若い子が食べているのを見るのは気持ちいいから』とか言ってましたね。食事デートのギャラはピンキリで5000円から1万円。高級焼肉の人もいれば普通の居酒屋チェーンの人もいます。私の場合はハシゴが当たり前で、夕方18時から20時までの間にエリアを変えながら4人のパパと食事デートをして3万円稼いだ日もありますよ」(A子さん)

 夜の“爆喰い”に備えて、朝と昼は食事を抜くことが多いというA子さん。パパ活で食費が浮いて、おまけにデート代までもらえるとは…。彼女のルックスと胃の大きさ、そして話術が功を奏しているようで…。

「ほとんどのパパには女子大生ってウソをついています。親の仕送りがストップして授業料が払えないとか、このままじゃ退学になっちゃうとか、そんなシナリオに同情してリピーターになってくれるパパは多いですよ。オトナの関係ですか? 求められることもありますけど、『就職が決まるまではヘンなことできないし』って断ってます」(A子さん)

 今回の緊急事態宣言は「パパ活市場」にも大きな影響を及ぼしそうだ。パパ活事情に詳しいフリーライターの男性はこう話す。

「パパ活と言うと、“大人のおつきあい”を思い浮かべる方は多いかもしれませんが、私がいろんな女性に会った経験則では、食事だけでバイト感覚で稼いでいる子が7割。『いい人がいたらホテルに行ってもいい』という“どっちも派”が2割。カラダ専門でやっているのは1割ほどではないでしょうか。ただ、夜の街も含めて、生活苦にあえぐ貧困女性たちが働く場所はどんどん少なくなってきているので、パパ活アプリなどに頼らない何らかの救済策が求められそうです」

 飲食店だけではない。時短営業を迫られるのは、世のパパ活女子も同様のようだ。

(平沼エコー)

※写真はイメージです

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