「数年前にはニュースサイトのインタビューで『グラビア嫌だった』と語って、その一言だけを切り取られて批判されたこともありました。結果的に大きな誤解を生んでしまったわけですが、本人はグラビアの仕事を前向きにとらえているようで、最新写真集ではかつてないほど攻めた内容になっているそうです」(グラビア誌編集者)
11月2日発売の「週刊プレイボーイ」で表紙と巻頭グラビアを飾ったのは女優の吉岡里帆(27)。約2年ぶりとなる写真集「里帆採取 by Asami Kiyokawa」を11月5日にリリースするとあって、気合十分の肌露出で“新境地”に臨んでいるという。
「雑誌の表紙には、よけいな記事のコピーはいっさいなく、『新境地 吉岡里帆』と大きく書かれているだけ。これだけでも異例とも言えますが、最初のページで目に飛び込んでくるのは吉岡さんのボリュームアップした美バスト。アンダーウェア風の衣装で胸元を締め付けているせいか、こんもりと盛り上がった胸の肉がFカップ級の深い渓谷を形成しています」(アイドル誌ライター)
16ページにおよぶグラビアで、特に圧巻だったのは仮装パーティのようなマスクをつけて腰をくねらせているカット。着用しているピンクのドレスの胸元には、Y字型のエグい角度で切れ込みが入っており、形のいいお椀型のバストを“輪っか部分”のギリギリまでさらけ出していた。
「吉岡さんがグラビアの仕事に抵抗感があったのは事実。しかしそれは、親から『結婚相手にしか見せちゃダメ』というような堅実な教育を受けてきたのも一因と言われています。そんな吉岡さんが『週プレ』のグラビアの最終ページでは、なんと上半身“マッパ”と思われる写真に挑んでいます。もちろん、背後から捉えたバックショットですが、シミひとつないキレイな背中はファンならずとも必見。気になる写真集の売れ行きもAmazonのタレント写真集部門で2位につけるなど、かなり好調のようです」(芸能関係者)
どうやらグラビアへの苦手意識は完全に克服したようだ。そしてこの“グラビア攻勢”を、ある人気女優への対抗心の表れと捉えるムキも…。
「吉岡さんといえばCMにも引っ張りだこで、契約社数では、深田恭子さん(38)や橋本環奈さん(21)らと並んで3位につけています。『どん兵衛』のどんぎつねに扮したCMは、吉岡さんの“ほっこり”した魅力が満載で好感度も抜群。CM仕事が好調の一方で、女優としては、昨年秋クールの『時効警察はじめました』(第3シリーズ/テレビ朝日系)以降、地上波のドラマ出演から遠ざかっています。演技力に定評があり、ドラマ業界でも重宝されるキャラクターなのですが、かなり以前から川口春奈さん(25)との“キャラかぶり”が指摘されていました。2人ともキュートで芯のある等身大の女性を演じさせたらピカイチですからね。この2、3年はキャスティング会議でも吉岡さんより先に川口さんの名前が挙がることも増えてきたようです」(ドラマ関係者)
川口春奈といえば今やNHK大河ドラマ「麒麟がくる」と「極主夫道」(日本テレビ系)にかけもちで出演するほどの人気女優。吉岡里帆にはセカンド写真集のバカ売れで巻き返しに期待したい。
(竹下光)