アメリカのネットフリックスがカプコンの人気ゲームシリーズ「バイオハザード」を実写の新ドラマシリーズとして製作することを8月27日に発表した。バイオハザードはミラ・ジョヴォヴィッチ主演で映画が製作されているが、ドラマシリーズは初めて。
ネットフリックスの発表によると、60分8話というシリーズ構成になるという。ストーリーはオリジナル。2つの時間軸があり、最初はジェイド・ウェスカーとビリー・ウエスカーの姉妹がニューラクーンシティに移り住んでから。次はその10年以上後の話になる。
「姉妹の名前が『ウェスカー』ということで、バイオハザードファンの興味を引きました。バイオハザードでウェスカーといえば『アルバート・ウェスカー』が有名で、悪役ながらファンも少なくありません。ジェイドとビリーの姉妹はアルバートの親族と考えていいでしょう」(エンタメ誌ライター)
公開されたストーリーによると、ジェイドとビリーはニューラクーンシティで暮らし始めてから、父親が秘密を隠していることに気づくという。この父親がアルバート本人か、それに近い人物と考えられる。
「ゲームでの設定では、アルバートは強化ウイルスを自ら接種し、そのはてに死ぬことになっているので本人という線は薄い。バイオハザード6に『ジェイク・ミューラー』という人物が登場しますが、実はアルバートの息子なんです。このジェイクが姉妹の父親だと考えるのが自然。つまり姉妹はアルバートの孫ということになりますね」(前出・エンタメ誌ライター)
姉妹がウェスカーの名を持つことには何か意味があるはず。どんな物語になるのか。配信される日を楽しみに待ちたい。