コロナに克つ「免疫食」ミツバチ由来の“精力剤”は糖尿・認知症にも効果が

 現在、地球上の人類を恐怖に陥れている新型コロナウイルス。いまだワクチンが開発されていないためか、世間では盛んに「免疫力」が叫ばれるようになった。書店には「免疫力アップ」の専門コーナーができているほどである。

 そうした状況で、今、ひそかに注目を集めているのが、かねてから「精力剤」として用いられてきたローヤルゼリーだ。

 世界中を健康調査した研究者の著書「ローヤルゼリー驚異のR効果」(主婦の友社)によれば、

〈かぜはウイルス感染によって起こりますが(中略)1種類だけでなく、アデノウイルス、コロナウイルスなどのかぜのウイルスと呼ばれるもので(後略)〉

 なんとコロナウイルスが登場するとともに、

〈かぜをひきやすい人にローヤルゼリーが効くのも、新陳代謝を促す成分が含まれているからです〉

 と関連づけられている。確かにピオブリテンと呼ばれるたんぱく質はローヤルゼリー限定の物質で、新陳代謝を促し細胞の成長を早める効能がある。さらには、

〈ローヤルゼリーは免疫を担当する細胞に働きかける〉

 つまり、コロナはそもそも風邪ウイルスの一種であり、免疫力のアップにはローヤルゼリーが有効だとしているのだ。

 それだけではない。ローヤルゼリーのみに含まれる10-ヒドロキシデセン酸にはコレステロールを下げ、糖尿予防の作用がある。脳の働きを活性化させる神経伝達物質アセチルコリンのもとになるコリンもたっぷり。アセチルコリンが出なくなると神経細胞が衰えて精力が減退するとともに、認知症の症状が出やすくなる。さらには「若返りホルモン」の異名を持つパロチンにそっくりな役割を果たす、類パロチンも——。

 ミツバチに由来することから「空飛ぶ薬剤師」と呼ばれるローヤルゼリー。まさに面目躍如である。

 ローヤルゼリーといえば、下半身を元気にする“ビンビン効果”も注目されているが、なによりの利点は、自然が作り上げたものだけに、頭痛やめまい、激しい動悸‥‥などといった通常の精力剤にありがちな副作用がないことで、

「選ばれたハチの幼虫が、ローヤルゼリーを食べてグングン大きくなり、女王蜂へと成長するわけですから、そこに毒性はありません」(昆虫研究家)

 ただ、唯一の弱点は、

「まず酸味が強く、そのまま摂取すると胃に負担がかかりやすいことですね。それに本来はクリーム状で水に溶けにくいため、人間が摂取しようとしても一度に少ししか吸収されない点が挙げられます」(医療ジャーナリスト)

 これを克服すべく研究開発が行われてきた結果、両方を一挙に解決する方法が見つかった。すなわち——。

「すでに胃で消化された状態にして摂取すれば消化吸収しやすい。これを『消化態』といいます。特殊な消化酵素処理によって、主成分のたんぱく質を低分子化します」(薬学博士)

 現にその「消化態ローヤルゼリー」も開発され、

「私もそれを飲んでみました。飲んだ瞬間、ビリビリッと刺激がきて、しばらくするとヘンな気持ちにさせられましたね。スッポンのフルコースを食べたあとのような高揚感、“みなぎり感”というんですかね‥‥」(医療ジャーナリスト)

「ヘンな気持ち」になるのはどうも男性だけではなく、女性も同様だとか。もともとは1日1000個単位の卵を産み続ける「女王蜂のもと」。アピシンにせよ類パロチンにせよ、女性ホルモンを活性化させて心も体も若返らせる力があるのだ。すなわち男性と女性の両方が飲めば、その「効果」は何倍にも‥‥。余談だが、東京都内にある大人向けのカップルズホテルのオーナーがその存在を知り、「ぜひウチで販売したい」と動き出したという。

 ちなみに世界中の人々がローヤルゼリーの効能を知ったのは、1954年。時のローマ法王・ピオ12世が危篤状態に陥った際、あらゆる医療を施しても効果がなく、最後の手段としてローヤルゼリーを投与したところ、奇跡的に回復したとか。ローマ法王の生命をも救ったスグレモノで男の下半身も救われるとは、なかなかすごい話ではないか。

(健康秘術特捜隊・問い合わせ03・5628・3312)

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