リニューアルが仇に!?「天下一品」通販セットが「1日で販売休止」の麺事情

 ラーメンチェーンの「天下一品」で、オンラインショップで購入できる「家麺」(4食セット税込3030円〜)がリニューアル販売からわずか1日で想定以上の注文数になったことで一時販売を休止し、話題となっている。

 実際、「天下一品」のホームページには「一時販売休止のお知らせ」が掲載され、《誠に勝手ながら4月21日より、web屋台およびフリーダイヤルでの「家麺」の販売を休止させて頂きました》とある(※4月30日15時現在)。

 コロナ渦の「外出自粛」によって、グルメ通販の利用率が急増しているが、特に人気となっているのが「宅麺.com」や「ラーメン通ドットコム」などお店のメニューを再現したお取り寄せが出来るラーメンだ。家庭で食べられるラーメンとしてはカップラーメンやインスタントラーメンがあるが、やっぱり店で食べるラーメンとはまったくの別物。長引く自粛によって、本物のラーメンが食べたいという需要が高まり、限りなくお店の味に忠実なお取り寄せラーメンに注文が殺到しているのである。

 そんな中でも、なぜ天下一品は販売休止となるほど人気なのか。

「同店は鶏ガラベースの“こってりスープ”が人気で、週に何度も足を運ぶという熱狂的ファンも多い。濃厚な味わいは非常にヤミツキ度が高いため、“ステイホーム”でしばらく天一のラーメンを食べられなかったファンが一斉にオンラインショップに押しかけたと見られています。また、通販で購入出来る『家麺』はリニューアルによってさらに美味しく、さらに手軽に作れるようになったのも人気の理由かもしれません。これまでの商品では、麺とスープを別の鍋で調理しなければならず手間だったのですが、リニューアルバージョンでは沸かしたスープの中で麺を茹でることが可能となったので、調理も後片付けも圧倒的に楽になりました」(ラーメンライター)

 天下一品では、「こってり4食」のセットだけでなく、「あっさり4食」や「ミックス4食」などすべてのメニューが売り切れ状態となっており、安定した商品出荷の維持ができるようになるまで販売を再開しないというが、一刻も早い復活をお願いしたいところだ。

(小林洋三)

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