沖縄発「やっぱりステーキ」“東京進出宣言”でも懸念の声が続々のワケ

「週刊新潮」(3月12日号)で、ディーズプランニングの義元大蔵社長が沖縄発祥のステーキチェーン「やっぱりステーキ」を5月上旬にオープンさせることを明らかにした。ステーキチェーン大手「いきなり!ステーキ」が74店舗を閉店させるなど急失速する中、沖縄の雄に期待が高まるが、ネット上では懸念の声が少なくない。

「やっぱりステーキは、沖縄県を中心に全国に46店舗を展開するステーキチェーンで、定番メニューの『やっぱりステーキ』は赤身ステーキ180gにおかわり自由のスープ、サラダ、ご飯が付いて税込み1000円という非常に手頃な値段と肉質の柔らかさが魅力となっており、いきなり!ステーキに取って代わるように急成長を遂げているのです」(グルメライター)

 そんなやっぱりステーキの義元社長が「週刊新潮」の取材に、「まだ場所は言えませんが、オープンは5月上旬と決めてあります。東京は土地が高いので、すぐに23区内というのは難しい。だから、郊外になると思います」と東京進出を名言したのだ。

 これにネット上では、《沖縄だからこそ成功している気もするが大丈夫かな》《急拡大はいきなりと同じ轍を踏むだけ》《果たして東京であの安さを継続できるのか疑問》など東京進出に懸念を示す意見も多く見られる。

「人件費など諸々の経費を考えれば沖縄と東京では差があり、売りの一つである安さをそのままキープし続けられるかが大きな問題となるでしょう。おそらくその点は計算の中に入っているのでしょうが、もし東京進出後、価格を上げるようなことをすれば、一気に他のステーキ店との競争に飲み込まれてしまう可能性はあります。何より今は、新型コロナウイルスにより外出の自粛ムードが高まるなか、飲食業界も苦戦を強いられ、インバウンドの需要もまったく期待できない状況。そのため5月上旬のオープンはかなり危険な賭けになるのではないでしょうか」(経営コンサルタント)

 我々としては競争は大歓迎だが…。

(小林洋三)

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