1億円以上?幻の「任天堂プレステ」オークション出品でザワめくゲームファン

 かつて任天堂とソニーが共同開発していた「任天堂プレイステーション」が大手オークションサイトのヘリテージオークションに出品され、2月18日現在すでに35万ドル(約3800万円)の入札価格が付いており、ネット上では大きな反響を呼んでいる。

「『任天堂プレイステーション』とは、1980年代後半から開発されていた『スーパーファミコン』と互換性を持つCD-ROMドライブ搭載ゲーム機のことで、200台の試作機が製作されたと言われていますが、諸事情により開発が中断した“幻のゲーム機”であり、その後ソニーが発売した『プレイステーション』のプロトタイプとなったことでも知られています」(ゲームライター)

 なお、「任天堂プレイステーション」の試作機は大部分が破棄されていて、現存しないとも伝わっていたが、2009年にコレクターのテリー・ディーボルド氏が75ドルで落札したオークションの詰め合わせ商品の中に入っていたそうで、15年に修理したものを動画でネット上に公開し、ゲームファンの間では大きな話題となっていた。今のところ1台しかないその試作機が、出品されたわけだ。

 幻のゲーム機がオークションに出品されたことにネット上では、《遊べるソフトはないんだろうけど、任天堂とソニーが開発していたゲーム機ってだけでメッチャ興奮するわ》《個人が所有するより博物館とか記念館に展示して欲しいが、どれくらいの値段が付くかも正直気になる》《世界に1台しかないかもしれないんだよな。1億は余裕で超えてきそう》などのコメントが寄せられており、注目が集まっている。

「ディーボルド氏はノルウェーの富豪から120万ドル(約1億3000万円)で購入したいというオファーを断ってオークションへの出品を決めたといいますから、当然それ以上の価格での落札を望んでいるでしょうね」(前出・ゲームライター)

 オークションは現地時間の3月6日までおこなわれるので、それまでにいくらの値段が付くか注目だ。

(小林洋三)

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