「いきなり!ステーキ」急降下の裏で躍進続ける「やっぱりステーキ」の強み

 20年春までに44店舗の閉店を発表し、連日苦境が報道されている「いきなり!ステーキ」。その影で、急激に店舗数を増やしている「やっぱりステーキ」が話題となっている。
 
「『やっぱりステーキ』は、ディーズプランニングが運営する沖縄発祥のステーキ店で、15年に那覇市に1号店をオープンさせると県内での人気が高まり、17年からは鹿児島を皮切りに福岡、名古屋、大阪、札幌など県外にも出店を加速させ、現在では全国に40店舗以上を展開するステーキチェーンに成長しているんです」(経営コンサルタント)

 同店の魅力は、肉質の柔らかな赤身肉を格安で食べられるところにあり、定番メニューの「やっぱりステーキ」は赤身肉のステーキ180gにおかわり自由のスープ、サラダ、ご飯が付いてジャスト税込み1000円。「いきなり!ステーキ」ではランチメニューを除けば単品の「ミドルリブステーキ」が200g1320円(税別)で、いかにお手頃な値段であるかが分かるだろう。
 
「やっぱりステーキ」の攻勢にネット上では、《近所にできたから行ってみたけど美味い。いきなりステーキと違って席でゆっくりできるのも良い》《サーロインとかより赤身肉の方が好きだから、やっぱりステーキ食べてみたい》《頼むから関東にも出店してくれ!》など期待の声が多く上がっている。

「先ごろ、『いきなり!ステーキ』は肉が硬いことを謝罪する張り紙を出して話題となりましたが、『やっぱりステーキ』はステーキ文化が根付く沖縄で支持されるだけあって肉質が本当に柔らかいんです。『現代ビジネス』の取材によれば、2月中にも東京に上陸するというので、いきなりステーキとの直接対決が見ものです」(フードライター)

 糖質制限ダイエットブームが続く中、赤身肉に対する需要は高い。今後は「いきなり!ステーキ」が閉店した店舗にやっぱりステーキが居抜きで入るなんて展開があるかもしれない。

(小林洋三)

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