「ダイナミック置き配」の揶揄も!アマゾン配達員の“放り投げ動画”拡散騒動

 1月5日、京都市内の路上でアマゾンの配達員が荷物を乱暴に放り投げる姿を捉えたドライブレコーダーの映像がツイッター上に投稿され、ネット上に拡散。物議を醸している。
 
「この映像を投稿した人物はすでにアカウントを削除していますが、『どこの宅配業者か知らないけどね年明けからアマゾン大量でイライラしてたんだろうな。宅配便遠投してやがったよ。ドラレコ買って初めて役たったわ。アマゾンには気をつけましょう』というコメントと共に、動画を掲載していました」(ネットライター)

 同日、アマゾンのサポート公式ツイッターAmazon Helpがこの投稿に反応し、「ツイート拝見させていただきました。今回の件につきましては、社内にて共有のうえ、適宜指導含め対応させていただきます」とコメント。その後の動向に注目が集まっていた。
 
「ネット上では《ダイナミック置き配》《不在者ばっかりでイラついてたんだろうが商品を放り投げるのはいかん》《アマゾンはヤマトを切ってから配送業者の質が下がったのでは》など批判が殺到しています。京都新聞社の取材によれば、アマゾンの物流担当者は『該当のドライバーに対し、適切な措置を講じている』と回答。すでに、何らかの処分が下されたものと思われます。アマゾン配達員の荷物放り投げはアメリカなど海外でも問題になっていて、個人が配達を請け負うようになってからより増えているのです。もちろん、配達員に非があるのは間違いありませんが、なるべく荷物が届く場合は不在にしないように心がけたり、置き配を選択するなど利用者側にも配慮が必要なのではないでしょうか」(ITジャーナリスト)
 
 ウーバーイーツなど、配達によるトラブルが後を絶たない。

(小林洋三)

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